アルマビアのSSJ100返却問題、リース契約で解決

アルマビアのSSJ100返却問題、リース契約で解決

スホーイは2012年10月2日、スホーイ・スーパージェット(SSJ)100の初号機をデリバリーしたアルメニアの航空会社、アルマビアと合意したと発表しました。これは製造番号「95007」の機体番号(レジ)「EK95015」を巡り、アルマビアが機体性能にクレーム、一方でスホーイが支払いについて、両社が争っていたもの。

スホーイの発表では、スホーイ・シビル・エアクラフトが機材を保有し、アルマビアへリースすることで合意。これにより、アルマビア、スホーイ両社の財務面での負担も少なくなるとしています。なお、リース期間は6ヶ月で、リース期間終了にあわせ、再び協議されることになっています。

なお、「EK95015」は10月2日、アルメニアのエレバンに到着、再び運航される予定です。また、アルマビアは予定している2機目の製造番号「95021」のデリバリーは、引き続き協議を続けるとしています。

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