2機のグローバル・ホーク無人機が編隊飛行-自律空中給油へ近づく

2機のグローバル・ホーク無人機が編隊飛行-自律空中給油へ近づく

ノースロップ・グラマンは2012年10月5日、国防高等研究計画局(DARPA)とNASAドライデン・フライト・リサーチ・センターによる高高度自律空中給油(AHR)プログラムに関する一連の実験が成功したと発表しました。

NASAのグローバル・ホーク2機が、1機は給油機として、もう1機は受油機として、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地から指令を受けて飛行しました。

1月11日から5月30日までの実験では、先行する受油機がホースを展張し、後続する給油機がマニュアル・自動で編隊を組み離脱、2機のグローバル・ホークが30フィートまで接近して飛行、2時間半にわたり100フィートの間隔で編隊飛行を実施、などを成功しました。

AHRプログラムでは1週間の無人飛行を可能にするため、2機グローバル・ホークによる自律空中給油の実証を目指しています。また、ノースロップ・グラマンは海軍のX-47B無人実証機の自律空中給油技術の開発にも取り組んでいます。

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