ギリシャのエーゲ航空は2012年10月22日、マーフィン・インベストメント・グループと合意、オリンピック・エアを買収すると発表しました。買収完了した後も、オリンピック・エアの名称、ロゴは維持し、それぞれ別々の航空会社として運航を継続します。一方で、機材、路線計画は統合することで、運航効率や接続を高めます。
なお、買収は競争当局の承認が条件です。ちなみに、2011年1月にEUは、合併でギリシャ国内市場は90%になり、新規参入の具体的な動きもないことを理由に、エーゲ航空とオリンピック航空の合併を認めないとしていました。
エーゲ航空はスターアライアンス加盟社で、A319、A320、A321で29機を運航、オリンピック・エアはA319、A320を8機、DHC-8-400(Q400)を10機、DHC-8-100を5機を運航、合計で50機となります。