新たな「シミタール」ウィングレットの装着に向け作業着手 ユナイテッド向け

新たな「シミタール」ウィングレットの装着に向け作業着手 ユナイテッド向け

アビエーション・パートナーズ・ボーイング(APB)は2013年1月15日、737新世代(NG)機に搭載されているブレンディッド・ウィングレットをアルミニウム製の三日月刀の「シミタール(Scimitar)」ウィングレットに置き換える作業に着手したと発表しました。この新型のウィングレットはユナイテッド航空から受注したものです。このシミタール・ウィングレットは737 MAXのウィングレットとしても既に発表されているデザインと同様のもの。

APBは737-700、737-800、737-BBJ、737-900、737-900ERについて新しい「シミタール」のウィングレットを装着する計画で、このうち737-800をアメリカ連邦航空局(FAA)の認可を10月ごろまでに得る計画。737-900ERについては2014年3月ごろの計画です。

ユナイテッド航空は、合併前のコンチネンタル航空が2005年から737にウィングレット装着を開始。燃費改善を重視しており、今回の新たなウィングレットも燃費改善が目的です。

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