アメリカ連邦航空局(FAA)は2013年1月16日、787の運航を一時的に停止するよう耐空性改善命令(Airworthiness Directives:AD)を発行すると発表しました。これは1月16日、日本での全日空(ANA)が787で運航していた山口宇部発羽田着のANA692便が高松空港に緊急着陸したことを受けた措置。FAAはバッテリーの火災リスクがあることから、運航を停止するように命じています。
FAAでは787の運航前にバッテリーの安全性を提示することを運航の条件としています。また、FAAはボーイングと調査を行っていますが、できるだけ早くバッテリーの安全性を確認するとしています。