アメリカ空軍、KC-135のエンジン1,440基をアップグレード

アメリカ空軍、KC-135のエンジン1,440基をアップグレード

アメリカ空軍の空中給油機KC-135RのF108エンジンをアップグレードする作業が、2013年1月15日にフロリダ州のマクディール空軍基地で始まりました。1,440基のエンジンを毎年120基、12年間かけてアップグレードします。

空軍のKC-135Rと海軍のE-6Bマーキュリーのためのアップグレード・プログラムで、航空機動軍団(AMC)、空軍資材軍団、海軍、CFMインターナショナルが協力して推進してきました。燃費向上と修理間隔の延長が図られます。

アップグレードされるのは、CFM56-2の軍用バージョンであるF108で、高圧コンプレッサーとタービン・セクションが新型のものと置き換えられます。オクラホマシティの航空物流施設内のエンジン・デポで今年後半に量産1号基が完成する予定です。

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