香港ドラゴン航空は2013年1月24日、3月からビジネスクラス、エコノミークラスをリニューアル、新たに開発したエンターテイメントシステム「Studio」を採用すると発表しました。新シートを装備した機材はA330で、リニューアルを順次進め、全機材が終了するのは2014年末の予定です。
新しいビジネスクラスは現行より快適性を向上させるため、リクライニング角度を広げ、レッグレストを大型化、ゆりかご状の可動方式を採用。シートピッチは現行の42インチから45インチが45インチから47インチ、シート幅は20インチから21インチとなります。
エコノミークラスはゆりかごに包まれるクレードル方式を採用、居住空間が広がるほか、収納スペースも増えます。シートピッチは現行の30インチから32インチで変わりませんが、シート幅は17.75インチから18.1インチとなります。
新シートはキャセイパシフィック航空の採用するシートと同様のデザインで、ビジネスクラスはキャセイの中・近距離路線用、エコノミークラスはキャセイの長距離路線用を採用しています。
モニターはビジネスが12.1インチ、エコノミーは9インチと大型化。香港ドラゴン航空では初となるビデオ・オン・デマンドによる機内エンターテイメントサービスが搭載されます。
香港ドラゴン航空は現在、A330を17機、A321を6機、A320を15機保有しています。