エアアジア・グループ、引き続き3時間以内の路線展開重視

エアアジア・グループ、引き続き3時間以内の路線展開重視

各地で格安航空会社(LCC)を展開するエアアジア・グループは、検討していたシンガポールを拠点とする会社の設立をやめ、マレーシアをはじめ、タイ、インドネシア、フィリピン、日本の各拠点での事業を強力に推進すると発表しました。

シンガポールの拠点はすでに、マレーシア、インドネシア、タイからエアアジア・グループの便数が展開されているため、必要性が薄れたこと、グループの路線展開は3時間以内のフライトを重視する路線展開を理由にあげました。

このうちシンガポールから中国へは3時間を超し、およそ5時間台になることがネック。先日発表されたクアラルンプール/コロンボ線の運休も飛行時間が長いことも理由としています。

今後の市場ではインドに着目。インドの成長力と航空機を利用した移動への関心が高いことから、今後はこの市場への参入を検討していくようです。

なお、エアアジアはこれまで475機の機材を発注、114機がデリバリー済み。この保有機材のうち、87%が自社保有機材です。

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