アメリカ国防安全保障協力局(DSCA)は2013年2月27日、オーストラリア政府に、F/A-18E/Fスーパーホーネット12機とEA-18Gグラウラー12機など合計37億ドルの対外有償軍事援助(FMS)での輸出案を議会へ報告しました。
オーストラリアは24機のスーパーホーネットとF414-GE-402エンジン54基、エンジン・インレット・ディバイス2基、AN/APG-79レーダーシステム35基などを求めています。そのほかシステム・インテグレーション、試験、工具、機器類、要員の訓練、機体の空輸などを含めると37億ドルになります。
DSCAによるとオーストラリアは西太平洋地域の重要な同盟国であり、この輸出はアメリカの利益と合致すると評価しています。
オーストラリア空軍はF-111の後継機にF/A-18F 24機をすでに配備完了していますが、F-35計画が遅延していることからさらに24機を導入する意向を示しています。