KLMオランダ航空は2013年3月8日から、バイオ燃料による大西洋路線での商業飛行を定期的に運航することを発表しました。ニューヨーク・JFK発アムステルダム着のKL642便で、毎週木曜日にバイオ燃料で運航するもので、機材は777-200を使用します。KLMは食用油から精製したバイオ燃料フライトをアムステルダム/パリ線の定期便で実施していましたが、長距離路線での定期運航は初めて。食用油によるバイオ燃料でのフライトは、2013年中の26便が対象となります。
ボーイング、スキポール・グループ、デルタ航空、ニューヨーク・ニュージャージー空港公団が協力して行うもので、持続可能な航空輸送をめざして取り組んでいるバイオ燃料の運用にむけたステップがまた1つ、進むことになります。