イージージェット、レカロシート、軽量化カート、シャークレットで燃費削減

イージージェット、レカロシート、軽量化カート、シャークレットで燃費削減

ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、イージージェットは機材の燃費削減をめざし、機内に搭載するカートやシートの重量軽減、シャークレット装備機材の導入を発表しました。これにより燃費効率を高め、二酸化炭素排出削減につなげます。

シートは新たなレカロシートをこれから受領する新機材に装備。2013年4月に1機目を導入し、シャークレット装備機材は2013年8月から導入。新シートは2014年夏までに14機、シャークレット装備は8機となる予定です。また、2013年4月から、軽量化した機内カートをA319、A320の214機すべてに導入します。

イージージェットでは2008年にCFM-5Bエンジン搭載機により、1%の燃費効率を高め、さらにエンジン始動をできるだけ遅く、エンジン1基でタクシングする取り組み、エンジンが効率的に動くようコンプレッサー洗浄を定期的に行っているとアピールしています。こうした積み重ねで年間180万ポンド、約2億6000万円の節約につながっているとしています。

なお、新しいレカロシート導入でこれまでより、シートのみで26%軽くなります。背もたれは15度斜めになっており、薄くなった座席分だけ膝周りが広くなる効果もあります。

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