USSボノム・リシャールからCH-46E最後の離艦

USSボノム・リシャールからCH-46E最後の離艦

アメリカ海軍は長崎県の佐世保基地に前方展開している強襲揚陸艦USSボノム・リシャール(LHD-6)から、第262海兵中型ヘリコプター飛行隊(HMM-262)タイガースのCH-46Eシーナイトが、2013年3月20日最後の離艦をしたと発表しました。

HMM-262は今年の夏から秋にかけて使用機材をMV-22Bオスプレイに転換し、部隊名も第262海兵中型ティルトローター飛行隊(VMM-262)に変わります。

HMM-262は沖縄県の普天間基地に配備されている部隊で、姉妹飛行隊のVMM-265ドラゴンズは昨年夏にMV-22Bへ転換しています。

CH-46シーナイトはベトナム戦争時代から海兵隊で使われている大ベテランで、1970年代に生産が終了して以来、アビオニクスや航法機材、通信機材などがアップデートされていますが、基本的には50年前のものです。カエルがしゃがんでいる姿勢に似ていることから、フロッグ(スペルはなぜかPhrog)と呼ばれ愛されてきました。

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