ブラジル空軍とエンブラエル、KC-390の詳細設計審査を完了

ブラジル空軍とエンブラエル、KC-390の詳細設計審査を完了

エンブラエルは開発中の中型ジェット輸送・空中給油機KC-390の詳細設計審査(CDR)を、ブラジル空軍と完了したと2013年3月25日に発表しました。

エンブラエル KC-390

KC-390はペイロード23トンを搭載できるターボファン双発の軍用輸送機で、ドローグ・ポッド2基を搭載した空中給油機として使用できるなど多用途性を特徴にしています。エンブラエルがリージョナル・エアライナーで培った低コスト高信頼性を、軍用輸送機にも広げ、C-130ハーキュリーズの後継機を狙う野心的な計画です。

CDRが完了したことにより、試作機の製造が始まります。

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