100周年のアレーニア・アエルマッキ、パリ・エアショーで歴代名機を展示

100周年のアレーニア・アエルマッキ、パリ・エアショーで歴代名機を展示

アレーニア・アエルマッキは2013年、創設100周年を迎えています。この記念として「パリ・エアショー 2013」では歴代の航空機を展示すると発表しています。

ユーロファイターをはじめ、練習機/軽攻撃機のM-346(アメリカではT-100)、MC-27Jスパルタン特殊作戦機、1964年初飛行したSF-260、そして1947年初飛行のマッキM.B.308、アンサルド SVA 9を展示するとしています。

このうち、展示するM.B.308は71機目に製造された軍用機仕様ではない機体。現在のドイツの保有者が2005年に取得後、約2,000時間におよび、レストアを行い、原型を取り戻したもので、アマチュア・レストア賞を受賞している機体です。

さらに、1918年製のイタリア複座練習機のアンサルド SVA 9も展示する予定です。このSVA 9は1920年2月から5月にかけてローマと東京間をフライトした実績もある機体で、展示機は1956年にアメリカで見つかった機体をレストアしたもの。現在はイタリアで維持・保存活動が行われているものです。

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