フェデックス、7月に727-200を完全退役 MDも退役早める

フェデックス、7月に727-200を完全退役 MDも退役早める

フェデックス・エクスプレスは機材更新計画で、86機と関連する308基のエンジンについて退役を早める計画を発表しました。世界経済が減速気味のため、フェデックスでは退役、または駐機によりメンテナンスコストを引き下げるとしています。

完全退役をするのはA310-200の2機、A310-300の3機、MD10-10の5機。さらにMD10-10の47機、MD10-30の13機、A310-200の16機について退役を加速させます。また、2013年7月1日で、727-200を完全退役させます。フェデックスでは新機材の導入で運航コストを引き下げるとしています。

なお、フェデックスは2013年2月28日現在、660機を保有。このうち368機がジェット機。727の機材更新には、燃費の良い757を充て、貨物搭載量も増やすことが出来ます。また、MD-10の更新は、燃費が30%改善する767を充てます。また、757と767ではスペアパーツ、フライトシミュレーターなどを共有し、コスト削減につなげます。

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