アメリカン航空のB767型で運航するAA1612便、午前10時05分にサンフランシスコを出発した後、副操縦士が急病にかかり、機内の搭乗者からパイロットを探したものの該当者はいなかった、というので大変な事態に。
ところが、アメリカンのサンフランシスコ・ベースの客室乗務員の1人がライセンスを持っていたのです!彼女は搭乗客にサービスをしていた飲み物をそっと置き、さっそうと操縦室へ向かい、ヘッドセットを耳にあて、無事、機体をシカゴに向かわせ、ランディング。
「最近は自動操縦だよね〜w」という突っ込みは無し!
確かに自動操縦で着陸できるとはいえ、管制官とのやり取りから運航中のさまざまな確認作業もあり、素直に「スゴイ!!」ことです。
乗客はあまりにも普通のフライトすぎて、この事は伝えられなかったそうですよ。何よりも安全に目的地に、何事もなく到着するように導いたCAさんに敬服します。
倒れた副操縦士も着陸後に病院に運ばれ、その後、回復したそうです。