ジェイ・エアの重大インシデント、燃料配管付近で火炎発生

ジェイ・エアの重大インシデント、燃料配管付近で火炎発生

運輸安全委員会は2013年5月29日、ジェイ・エア運航による5月6日の大分発伊丹着のJAL2362便、機体記号(レジ)「JA206J」の重大インシデントの調査経過を発表しました。

これは5月6日12時15分ごろ、伊丹空港にCRJ-200が着陸し、駐機場に向かっている際、右側エンジンで火災を示す計器表示があり、該当エンジンを停止、消火装置を作動させたもの。JA206Jはは自走で駐機場へ移動しました。

エンジン外観の目視調査では燃料配管付近に約50センチメートル四方の範囲で火炎発生の痕跡を確認。特に、燃料配管から18本ある燃料噴射ノズルへ延びるチューブのうち、12番、13番、14番の焼損状態が著しかったとしています。

なお、今後は該当型式エンジンの分解検査が実施できる施設に搬入し、焼損状況、原因箇所の特定を行うとしています。

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