シンガポール航空は2013年5月30日、ボーイングへ787-10Xを30機発注しました。これにより、ボーイングも787-10Xの正式な開発決定にはずみがつきそうです。
シンガポール航空は787-10Xについて、ボーイングの正式な開発決定を条件に2018年/2019年の会計年度から導入をを開始するとしています。
また、これまでに正式な型式を発表していませんが、ブリティッシュ・エアウェイズの親会社IAG(インターナショナル・エアラインズ・グループ)が787のオプションを行使して、18機を確定発注。これは787-10Xと見られており、両社で48機が確定してると見られます。
この受注獲得で、ボーイングは近く787-10Xの正式な開発へ着手すると見られます。787プログラムは、バッテリーの発火問題で停滞していましたが、5月は787-9の初号機のパーツがペインフィールドに運び込まれるなど、ここに来て一転して急速に動きが出てきています。