JTA、2013年決算で営業利益が前年度比217.6%

JTA、2013年決算で営業利益が前年度比217.6%

日本トランスオーシャン航空(JTA)は、2013年3月期(2012年4月1日~2013年3月31日)期決算で営業収益は前期から2.3億円増の397億2200万円となったと発表しました。前年度比100.6%です。旅客需要は、夏場の台風による影響を受けたものの、割引運賃の拡充、販促施策により、前年度比107.3%の270万人でした。

営業費用のうち、燃油費は増加したものの、費用抑制とグループ全体で需要に応じた路線ネットワークの見直し、機材効率化により、前年度比94.3%の353億2300万円で、営業利益は217.6%の43億9800万円、経常利益は228.3%の44億2100万円でした。

JTAでは格安航空会社(LCC)が関西/那覇線など沖縄路線に参入しており、2013年度も新石垣空港開港により各社の参入が表明され、引き続き競争が激化すると予想。その中で、安定して利益を出せる企業へ変革し、離島路線の安定的な運営、県外路線などネットワークを充実させるとしています。

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