横田のC-12ヒューロン、整備のため太平洋を往復

横田のC-12ヒューロン、整備のため太平洋を往復

アメリカ空軍は2013年6月5日、横田基地の第374空輸航空団(374AW)に所属するC-12ヒューロンが、整備のためテキサスへ往復したと発表しました。

第374空輸航空団(374AW)に所属するC-12ヒューロン

374AWのC-12は、ターボプロップ双発のコミューター機であるビーチクラフト1900の軍用型で、主に要人輸送を任務としています。今回は急患輸送のための医療機器の取り付けとテストのために、テキサス州サンアンジェロまで飛行して戻ってきました。

これまで太平洋地域の急患輸送は、C-130HハーキュリーズやKC-135ストラトタンカーを使用してきましたが、C-12の投入により低コストで効果的な活動が可能になります。

テキサスからの復路はジェットストリームに抗うため4つの増加燃料タンクを使用し、ユタ州、ワシントン州、アラスカ州、アリューシャンを経由して横田へ到着しました。

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