カタール航空は2013年6月12日、2014年に導入する予定のA380の組立が順調に進んでいると発表しました。ツールーズでの作業は主翼が取り付けられた状態で、尾翼のみカタール航空塗装で、胴体は最終組立を行う際の緑の柄で画像が公開されています。1機目は製造番号(msn)「137」の機体と見られます。
カタール航空は13機のA380を発注済みで、主要路線で増便が難しい発着枠が限られた路線に投入するとしています。この条件ではロンドン・ヒースロー空港などが想定されます。
カタール航空のアクバル・アル=バーキルCEOは「尾翼のオリックスはカタールの伝統、象徴で、世界でももっとも優れた航空機を見ることで誇りを感じる」とコメントしています。