サーブとスウェーデン防衛資材庁(FMV)は、2013年6月末に、グリペンから初めて量産型ミーティアー・レーダー誘導空対空ミサイルの発射実験に成功したと7月1日に発表しました。
これにより、グリペンはユーロファイター・タイフーンやダッソー・ラファールに先んじて、世界初の量産型ミーティアー・ミサイルを発射可能な戦闘機となりました。
発射試験では、リモート・コントロールされた標的を目標に、グリペンからの離脱、グリペンとミサイル間のリンク機能、標的へのロック・オンなどが予定どおり行われました。
試験の成功は、グリペンC/Dの開発やインテグレーションへの大きなステップになったと、関係者は述べています。
ミーティアー・ミサイルは、ヨーロッパ共同開発の視界外射程空対空ミサイル(BVRAAM)です。2014年中にグリペンのミーティアー・ミサイル発射機能がデリバリーできるよう、試験が続けられます。