ノースロップ・グラマン、イタリアへF-35A中央胴体を初出荷

ノースロップ・グラマン、イタリアへF-35A中央胴体を初出荷

ノースロップ・グラマンは2013年7月12日、カリフォルニア州パームディール工場から、イタリアのカーメリ基地にあるF-35最終組み立て・検査(FACO)施設へ、初のF-35中央胴体を出荷したと発表しました。

中央胴体「AL-1」は、通常離着陸型のF-35Aとして組み立てられるもので、イタリアのFACO施設に送られる90の中央胴体の最初のものです。これによりF-35の国際的な生産計画が本格的に稼働します。

AL-1は、同社パームディール工場の統合組み立てライン(IAL)115基目の中央胴体で、2012年9月から生産が始まりました。IALではイタリア向けの他、オーストラリアやオランダ、イギリス向けのF-35中央胴体を生産しています。

イタリア・ピエモンテ地方カーメリのFACO施設は、101エーカーの広さを持ち、4つの電子検査・組み立て施設を含む11の最終組み立て施設、5つの整備・修理・オーバーホール・アップグレード施設を完備したイタリア航空宇宙産業の新しいハブとなります。

AL-1はアメリカ空軍のC-5ギャラクシーで、イタリアへ空輸されました。

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