統合幕僚監部は2013年7月24日、中国空軍の早期警戒機Y-8が1機、沖縄本島と先島諸島間を抜け南海上に向かったことを発表しました。このY-8に対して、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させ、その後にY-8は同海域を周遊し、中国海域へ向かいました。
また、7月25日には19時ごろ、海上自衛隊第14護衛隊「まつゆき」と那覇航空基地の第5航空群所属のP-3Cが宮古島の北東約100キロメートルの海域を太平洋から東シナ海に向け、北西進する中国海軍ルージョウ級ミサイル駆逐艦2隻、ジャンカイⅡ級フリゲート2隻、フーチン級補給艦1隻の合計5隻を確認したと発表しています。
この艦艇は、7月2日に対馬海峡を北上、7月14日に宗谷海峡を東航、7月18日には小笠原の聟島の北海域を南西進。聟島西約270キロの海域で陣形運動を行い、沖ノ鳥島北約400キロメートルの海域では洋上補給を実施していました。