高高度滞空型無人機の導入を検討 防衛力の在り方検討に関する中間報告

高高度滞空型無人機の導入を検討 防衛力の在り方検討に関する中間報告

防衛省は2013年7月26日「防衛力の在り方検討に関する中間報告」を発表しました。このなかで高高度滞空型無人機の導入を検討するとしています。

防衛力の在り方検討は、2010年12月17日に策定された「平成23年度以降に係る防衛計画の大綱」を見直すため、防衛省内に委員会を設けて検討しているものです。

このなかでは中国による東シナ海での活動の活発化と、北朝鮮によるミサイル発射などへの対応が検討され、警戒監視能力を強化するため高高度滞空型無人機の導入を検討すると記されています。これは従来からいわれているRQ-4グローバルホークを念頭にしたものと思われます。

また、島嶼部に対する攻撃への対応として、航空優勢や海上優勢の維持、機動展開能力や海兵隊的機能の確保、弾道ミサイルへの総合的な対応能力やゲリラ対策、サイバー攻撃への対応、大規模災害への対応等が盛り込まれています。

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