航空局、エチオピア航空の787の熱損傷で耐空性改善通報を発行

航空局、エチオピア航空の787の熱損傷で耐空性改善通報を発行

国土交通省航空局は2013年7月26日、エチオピア航空の787がロンドン・ヒースロー空港で7月12日に駐機中の状態で胴体後方の上部が熱損傷した事案を受け、耐空性改善通報を発行しました。イギリスの事故調査当局がハネウェル製の固定型の航空機用救命無線機(ELT)内蔵のリチウムマンガン電池に損傷を確認したと公表、アメリカ連邦航空局(FAA)に安全勧告を行い、FAAも耐空性改善命令(AD)を発行したもの。

航空局もこれを受けて耐空性改善通報を発行したもので、航空法の規定による固定式のELT搭載の義務付けについては搭載義務付けの除外を告示改正し、全日空(ANA)、日本航空(JAL)とも対応を行っています。

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