三菱商事とJALUX、マンダレー国際空港の改修・運営事業で優先交渉権

三菱商事とJALUX、マンダレー国際空港の改修・運営事業で優先交渉権

三菱商事、JALUXの共同企業体は2013年8月10日、ミャンマー政府からマンダレー国際空港の改修・運営事業について優先交渉権を獲得しました。国土交通省航空局など国をあげて支援していたもの。太田昭宏国土交通相が8月10日からミャンマーを訪問、テイン・セイン大統領をはじめ、運輸大臣、鉄道運輸大臣、建設大臣、ホテル観光大臣との会談にあわせて発表されました。

ミャンマー政府は今後、両企業との間で契約交渉を行い、契約締結を行います。契約を締結すると現在、マンダレー空港を運営しているミャンマー航空局と合弁で新会社を設立、新会社を通じたマンダレー空港の運営事業を行います。事業は旅客ターミナルビルの改修、30年間の空港運営を民間主体で実施します。

マンダレー国際空港はマンダレー市の南に約40キロメートル付近、年間乗降客は国際線8万人、国内線50万人の計約58万人。ミャンマーのほぼ中央にあり現在は国内線中心の運営ですが、直近の旅客数は年平均20%の伸びで、旅客需要の伸びも期待されている空港です。

国土交通省は空港整備、運営、航空管制システムなど航空インフラをアジアなど海外への輸出展開を推進、航空関係インフラの海外展開の取組の強化を図っています。2013年5月には三菱商事、千代田化工建設がモンゴル民間航空局から新ウランバートル国際空港の建設工事を受注しています。

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