ボンバルディアは市場予測を発表、2011年から2030年までに市場全体で商用機1万3100機、ビジネスジェット2万4000機が納入される見通しだ。商用機、ビジネスジェットとも不況から市場回復が始まり、中国、インドなどが市場の牽引役となっている。
■商用機
2011年から2030年
20～59座席：新造機300機(65億米ドル)
60～99座席：新造機5800機(2086億米ドル)
100～149座席：新造機7000機(4237億米ドル)
2010年の予測から300機、増える1万3100機の予測。発展途上国市場で予測される経済成長以外に、運航効率がよく、乗り心地や環境負荷が減少する新世代技術が需要を生むと予測。市場では中国の20席から149席の商用機の保有数は、ヨーロッパ、アメリカに継ぐ僅差の世界第3位になる見込み。
機材更新は、100席から149席のカテゴリーに多いと予想、Q400 NextGenターボプロップ、CRJ NextGenがリージョナル市場、CSeriesファミリーは大手、格安航空会社に対応する。
■ビジネスジェット
2011年から2020年：1万機
2021年から2030年：1万4000機