ボーイング、777-9Xを初受注 777Xの正式ローンチにも注目

ボーイング、777-9Xを初受注 777Xの正式ローンチにも注目

ボーイングは777-9Xで初めての受注を獲得しました。ルフトハンザ・グループが長期の機材計画で発表したもので、777-9Xを確定34機、オプション7機、最大で64機までの購入権を確保しています。ルフトハンザはカタログ価格では140億ユーロ。

ボーイングもこれについてコメントを発表。777-9Xはルフトハンザは2020年としていますが、ボーイングは2010年代末に運航を開始、約400席の大きさで開発を進めています。

ルフトハンザは777-9Xの選定について、300席から400席の機材を長距離路線に投入する機材を検討しており、この中で400席サイズでは777-9Xが最も適切な機材と結論に達したと説明。さらにボーイングとの折衝で、オプション権、パーチャス・ライトで融通が確保できたことが要因としています。

なお、787ドリームライナーについては、787-9は小さく、787-10は座席数、航続距離で選考から外れたとしています。

これにより、ボーイングの777Xファミリー、777-9Xの正式開発にもいっそう注目が集まりそうです。

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