ニュージーランド航空、10月5日に767-300で南極大陸へチャーター便

ニュージーランド航空、10月5日に767-300で南極大陸へチャーター便

ニュージーランド航空は2013年10月5日、オークランド空港発で南極大陸のマクマードサウンドへのチャーター便を運航します。使用する機材は767-300で、着陸はマクマードサウンド近くのアイス・ランウェイを使用します。

マクマードサウンド近くにはペガサス・フィールド、ウィリアムズ・フィールドと3つの滑走路がありますが、ニュージーランド空軍がアイス・ランウェイに757でフライトしているほか、C-5ギャラクシー、C-17グローブマスター、C-130ハーキュリーズ、P-3オライオンなどがこの滑走路に離着陸しています。

今回のミッションは、ニュージーランドの南極センター、アメリカ国立科学財団によりニュージーランドと南極を年間約2,200人を輸送、ニュージーランド航空がこの輸送の一部を協力するもの。ニュージーランド航空の767-300を使用により、出発時の給油により往復を運航することができ、輸送事業がはかどるとしています。

10月5日のフライトでは安全性の検証が目的。滑走路をはじめとする施設、装備、運航サポートなど、極寒地での運航を実施する上での全般的な評価を行います。これを踏まえて、今後の輸送シーズンに向けて、さらにチャーター便を運航する計画です。

利用するのは、ニュージーランド、アメリカに加え、カナダ、イギリスの研究者も含まれています。なお、ニュージーランド航空の767-300は現在の仕様を変更することなく、ニュージーランド航空の運航乗務員により運航します。

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