ノルウェー・エアシャトルとLOTポーランド、787トラブルに見舞われる

ノルウェー・エアシャトルとLOTポーランド、787トラブルに見舞われる

ノルウェー・エアシャトルは導入した787で度重なる欠航を余儀なくされていることから、ボーイングに補償を求めているほか、機材の信頼性を高めることを要求しています。これに対し、ボーイングはレイ・コナー社長が2013年9月25日、オスロでノルウェー・エアシャトルと話し合いを持ちました。内容は公にされてはいませんが、ノルウェー・エアシャトルはツイッターで「運航する各空港でスペア・パーツを揃え、運航を支えることをボーイングが確約した」としています。

ノルウェー・エアシャトルはノルウェー・エアシャトル・ロングホールで、オスロ/ニューヨーク線、オスロ/バンコク線の長距離路線を開設、この路線に787を投入しています。トラブルは電気系統の故障、ブレーキ、油圧系統と伝えられ、現在は「EI-LNB」もオスロに駐機し、運航から外れています。

こうした対応の中、LOTポーランド航空の787も不具合が発生。「SP-LRA」が2013年9月29日、航空機識別送信システムの不具合から、アイルランドのケプラヴィーク国際空港にダイバートしました。

ロイターではこの機材は不具合が改修され、近くポーランドに戻るというボーイングのコメントを紹介しています。

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