JAL、サンフランシスコ線が環境負荷を軽減する路線に認定

JAL、サンフランシスコ線が環境負荷を軽減する路線に認定

日本航空(JAL)は、アジア・太平洋で環境保全を促進する国際的な取り組み「ASPIRE(Asia and Pacific Initiative to Reduce Emissions)」から、環境負荷を軽減する運航方式を導入している路線としてサンフランシスコが日本で初めて認定されたと発表しました。

この路線ではUPR(User Preferred Route)、CDO(Continuous Descent Operations)、30マイルの管制間隔の3つの方式を採用。これにより、燃料効率が良く、環境負荷を軽減する運航により、燃料使用量は年間約25万リットル、ドラム缶で1,250本分、CO2排出量年間約658トンの削減が想定されています。

UPRは最新の気象予報により、強い向かい風を避け、追い風を利用するなど航空会社が作成した効率の良い経路を飛行。CDOは到着機がエンジン推力を絞り、最適な降下率で連続的に降下していく方式、30マイルの管制間隔は太平洋上を飛行する航空機同士の間隔限度を30マイルに縮小し、利用できる高度や経路の選択肢を増やし、効率良く飛行する方式です。

メニューを開く