世界最速の軽飛行機「ムーニー」が復活

世界最速の軽飛行機「ムーニー」が復活

テキサス州カービルに本拠地を置く軽飛行機メーカー、ムーニーが2014年1月から軽飛行機の生産を再開します。

ムーニーの機体は前進角がついたように見える垂直尾翼が特徴で、とにかく速い軽飛行機にこだわってきたメーカーです。1960年代後半には三菱重工と組んで、アメリカでMU-2の販売を手がけたこともありました。

ムーニーは2008年のリーマン・ショック以降軽飛行機の生産を中止していましたが、カリフォルニアのソアリング・アメリカの支援を受けてアクレイム・タイプSとオベイション・シリーズの生産を開始します。

アクレイム・タイプSは、ターボ過給エンジンを搭載して巡航速度230ノット(約426キロ)、運用高度25,000フィートの世界最速の単発軽飛行機です。オベイション・シリーズも巡航速度190ノット(約352キロ)、運用高度20,000フィートの高性能機です。

地元では新たな雇用が生まれるとして、生産再開を歓迎しています。

メニューを開く