タイ国際航空はレトロフィットしたB747-400型を2011年5月27日に受領した。この機材は新しいエコノミークラスのシートが特徴で、オーディオ・ビデオ・オン・デマンド(AVOD)を装備したもの。映画100本、テレビ番組は150タイトル、音楽は500曲超、音楽チャンネルは17をかぞえる。
機材構成はファーストクラスは10席でフルフラットになり、ビジネスクラスは40席で170度のリクライニング。エコノミークラスは325席あり、合計の座席数は375席。タイ国際航空ではこの機材をバンコク/フランクフルト線に投入する。計画では2011年には7月、8月、9月、11月、12月にそれぞれ1機ずつ、合計5機を受領、2012年から2013年に6機を予定、合計12機を改修する。
タイ航空は2011年3月に新エコノミークラスを装備したA330-300型を導入している。