成田空港、12月から訪日ムスリム観光客の受入れ環境を整備へ

成田空港、12月から訪日ムスリム観光客の受入れ環境を整備へ

成田空港は2013年12月1日から、訪日ムスリム観光客の受入れ環境を整備することから、サイレンスルームを礼拝室に名称変更するなど、東南アジアなどイスラム教徒の方に配慮した礼拝スペース、食事の提供などサービスを充実させます。

現在、成田空港にある第1、第2旅客ターミナルビルの出国審査前のエリアの「Silence Room(サイレンスルーム)」は分かりやすく「Prayer Room(礼拝室)」とし、既存の施設内に2014年1月に身体お清め用の水場整備、2014年夏までに出国審査後エリアに新たな礼拝室の整備を実施します。

有料待合室を利用する旅客を対象に、国際線機内食向けのハラール専用キッチンを備えるコスモ企業、ティエフケーの工場で調製されているハラールミールのケータリングサービスを提供します。予約は12月1日から、提供は12月6日からとなります。

また、2014年夏までに旅客ターミナルビル内にハラール専用キッチンで調理した料理を提供する「ハラール認証レストラン」を導入。空港スタッフにもムスリムに対する知見と理解を深め、きめ細かいサービスにつなげるため、ムスリム対応研修を行います。

期日: 2013/12/01から
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