陸自UH-X仕切り直し、提案企業の募集を開始

陸自UH-X仕切り直し、提案企業の募集を開始

防衛省は2013年10月31日、陸上自衛隊の新多用途ヘリコプター(UH-X)を提案する企業の募集を開始しました。

UH-Xは現在、陸上自衛隊が運用するUH-1Jヘリコプターの後継機となる多用途機で、一度は川崎重工案が採用され2012年3月から開発作業がスタートしていました。その後選定作業に官製談合があったことが明らかになり、開発は白紙に戻されました。

今回の提案企業募集はこの仕切り直しです。要求仕様は明らかにされていませんが、提案企業の条件のなかに「過去5年間にヘリコプターの販売又は製造の実績がある企業」としていますから、新型機開発や既存機種の改造はもちろん、ライセンス生産や輸入も除外していないことが分かります。

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