ソラシドエアは2014年3月末の第17期中間決算を発表しました。営業収入は177億2000万円で前年同期から25億3900万円増、営業利益11億7300万円で3800万円増、経常利益13億800万円で4億3600万円増、純利益は7億400万円で1億3700万円の減少と増収減益となりました。就航率は99.4%、定時出発率は90.3%、旅客数は前年から122.2%の805,893人、搭乗率は68.0%です。
ソラシドエアは格安航空会社(LCC)の就航による競争激化と価格競争が起こっている中、原油価格の高騰で厳しい環境としています。その中で、燃費改善やオペレーション品質、機内環境の向上をめざした新型機の導入を継続しています。
営業面では、羽田発着の増枠を活用した熊本、鹿児島、大分線の増便、神戸/那覇線の就航で路線を拡大。また、「バーゲン35」による割安な運賃の提供、機体活用プロジェクト「空恋プロジェクト」で、有償旅客数が22.2%増の805,893人、搭乗率は68.0%と前年同期の65.6%から上昇しました。
ソラシドエアは引き続き円安、燃油価格の高止まり、競争の激化など厳しい環境が続くと予想していますが、新型機への更新、運航品質とサービス品質の向上につなげ、あわせてコスト競争力を高めていくとしています。