エアバスA400M試作初号機 グリズリー1が最終飛行

エアバスA400M試作初号機 グリズリー1が最終飛行

エアバス・ミリタリは、2013年11月4日にA400M試作初号機「MSN1」グリズリー1が、フランス・ツールーズから最後の飛行を実施したと発表しました。

最終飛行は、2009年12月11日に初飛行したときと同じ乗員で、ランプ・ドアが故障して閉じられない場合の着陸手順を検証しました。MSN1の飛行は475回、1,448時間25分でした。

A400Mの最初の試作機3機は、認証に必要な機体性能や特性を計測するために使用され、すでに3号機「MSN3」は地上に留め置かれ、2号機「MSN2」のみが計測機器を搭載して残りの作業を実施しています。4号機「MSN4」と5号機「MSN6」(「MSN5」はキャンセル)が、今後も機体を発展させるための試験を継続します。

メニューを開く