ボーイング、787-9テストベッド3号機が初飛行 初のGEエンジン搭載機

ボーイング、787-9テストベッド3号機が初飛行 初のGEエンジン搭載機

ボーイングは2013年11月19日、3機目の787-9、コードZB021で機体記号(レジ)「N789ZB」のテストフライトを開始したと発表しました。787-9のテストベッド機はこれで3機目となり、この3機で引き続きテストフライトを実施していきます。

787-9 コード ZB021 機体記号(レジ)「N789ZB」 初飛行

この「N789ZB」はこれまでのトレント1000エンジンと異なり、3機のテスト機では初めてのGEnxエンジンを搭載した787-9です。初フライトはペインフィールドを現地12時15分に出発、2時間44分のフライトでボーイング・フィールドに到着しました。「N789ZB」はエンジンのパフォーマンスをはじめ低速、ブレーキなど航空機の操縦性をテストします。

787-9のテストフライトは2号機がフロリダ州で天候テストを実施、すでに60フライト、180飛行時間を記録しています。ボーイングでは787-9の生産にもエバレット工場で着手しており、このうち2機を一部のテストで使用する予定です。

787-9の初号機は2014年中旬にニュージーランド航空にデリバリーが予定されています。787-9の受注は26社から396機で、787の約40%にのぼっています。

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