アメリカ海軍、潜水中の潜水艦から無人機を発射【画像】

アメリカ海軍、潜水中の潜水艦から無人機を発射【画像】

アメリカ海軍研究所(NRL : Naval Research Laboratory)と国防総省即応技術局(DoD/RRTO : Department of Defense Rapid Reaction Technology Office)は、2013年12月5日、潜水中の潜水艦から発射する燃料電池動力の無人機(UAS : Unmanned Aerial System)の実験に成功したと発表しました。

アメリカ海軍研究所  潜水艦から燃料電池動力の無人機発射

XFC(eXperimental Fuel Cell) UASは、ロサンゼルス級原潜USSプロビデンスの魚雷発射管から、トマホーク巡航ミサイルを発射するのに使用する「シーロビン」ロケットシステムで発射され、海面に達すると垂直に打ち上げられXウイングを展開して水平飛行します。実験では発射後数時間に渡りライブ映像をプロビデンスや支援船に電送し、バハマのアンドロス島に着陸しました。

XFC UASは6時間以上自律飛行できる低コストの無人偵察システムで、ピックアップトラックや小型の艦艇からも発射が可能です。潜水艦からの発射は構想から6年、低コストで実現しました。

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