海上保安庁は2013年12月16日、西之島付近の新島の火山活動について12月13日に羽田航空基地所属MA722のみずなぎ、DHC-8-300により観測を実施し、その分析を発表しました。
新島の火口から南西、西南西への溶岩の流れに加え、新たに北西方向への流れも確認。ここでは海面付近で盛んに水蒸気を上げていました。また、火口から、薄い青白色の火山ガスが高さ約1,000メートルまで連続的に上がり、黒色の噴煙が約5分間隔で高さ約150メートルまで達している状況です。新島の面積は、11月21日に比べて5倍強となっています。
なお、新島の形状は東西約400メートル、南北約300メートル、面積はおよそ0.08平方キロメートルです。