国土交通省は2011年6月7日から9日の3日間、ベトナムで日本/ベトナム間の航空協議を開催、2013年の成田空港の発着枠27万回に拡大した時点で二国間輸送の自由化で合意した。また、2013年のオープンスカイ以前に2012年の夏スケジュールで成田での増便の前倒し、輸送力の拡大ができるようにした。
また、ベトナムとは羽田の深夜早朝時間帯に羽田/ベトナム間に就航できるようにすることでも合意している。羽田の発着枠はヨーロッパの国などと合意している未使用の発着枠があり、これを活用して就航を可能とする発着枠の有効活用策。
現在、羽田の深夜早朝時間帯の発着枠で増えると想定された3万回のうち、1.5万回を利用している。ただし、午後10時から11時の旅客にも利便性の高い発着時間帯はすでに使われており、日本、ベトナム双方に羽田路線の就航を予定している会社はないという。