成田空港のビジネスジェット駐機、11月から18スポットに増やす

成田空港のビジネスジェット駐機、11月から18スポットに増やす

国土交通省航空局は、ビジネスジェットの日本乗り入れの受け入れ体制を充実させることを議論する「ビジネスジェットの推進に関する委員会」の中間報告を発表した。成田空港における受入体制の構築が中心。

成田空港では、CIQ施設を備えるビジネスジェット専用施設を日本航空(JAL)の南オペレーションセンターがある1階部分を活用して整備することを発表している。また、成田空港のビジネスジェット用スポットは2010年12月に10スポットから15スポットに増設したが、2011年11月には18スポットに増やす。駐機日数制限も現在は最長14日のところ、将来的には撤廃もめざす。

成田空港と都心のアクセスでは、ヘリコプターとハイヤーを利用し、東京・六本木のアークヒルズと成田空港は30分で移動できる。ただし、2010年のヘリ就航率は平均78.6%とパイロットの目視による運航のため、気象条件が悪い場合は運航ができない。就航率の改善に、2012年度にIFR(計器飛行方式)を導入する予定だ。

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