イギリス空軍ボイジャー、クリスマス休暇の兵士をアフガンから輸送

イギリス空軍ボイジャー、クリスマス休暇の兵士をアフガンから輸送

イギリス空軍は、2013年12月21日、2機のボイジャー空中給油・輸送機を使用して、アフガニスタン・ヘルマンド州キャンプ・バスチオンとイギリスのブライズ・ノートン基地間の兵員の輸送を開始したと発表しました。

これは計画を数ヶ月前倒して開始したもので、派遣を完了した兵士やクリスマス休暇を本国で過ごす兵士らが搭乗しています。

ボイジャーはエアバスA330-200ベースのMRTT(Multi Role Tanker Transport)機で、300名の乗客を乗せて9,700キロ飛行できて、111トン搭載する燃料はトーネードやタイフーンに空中給油することが可能で、40床以上の担架と医療機器、43トンの貨物などを搭載することができます。

イギリス空軍では先に退役したVC-10とトライスターを、ボイジャーとリプレイス中で、現在6機が第101飛行隊に配備され、2014年5月までに全9機が運用態勢に入ります。

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