ロッキード・マーティンは2013年12月23日、アメリカ国防総省国防高等研究計画局(DARPA : Defense Advanced Research Projects Agency)が主催するロボット工学チャレンジ・トライアルが完了し、次のステップへ進む8チームに同社の先端技術研究所(ATL : Advanced Technology Laboratories)チームが勝ち残ったと発表しました。
今回のトライアルは災害対応を想定したシナリオに基づくもので、ロッキード・マーティンのアトラス・ヒューマノイド・ロボットは、車両を運転したり、はしごを昇ったり、瓦礫の上を歩いたり、ドアを開けたり、セメント壁を切削したり、消火栓にホースをつなぐなど一連の作業を実施しました。
2014年12月には決勝が開催され、優勝すると200万ドルの賞金が授与されます。ちなみに今回最高得点を上げたのはグーグル傘下のベンチャー企業シャフトで、東大卒業生らが中心になっています。