ガルフストリーム・エアロスペースは2013年12月20日、G650の初号機引き渡しから1周年を迎え、およそ50機を引き渡したと発表しました。
ガルフストリームはG650はガルフストリームだけでなく、ビジネス・アビエーションの「ゲームチェンジャー」だとアピール。G650は超大型キャビンを備え、超長距離飛行が可能で、ガルフストリーム最大のビジネスジェットですが、性能、航続距離、速度、安全性、快適性など新たなスタンダードを築いたとしています。
ガルフストリームはG650の開発を2008年3月13日に発表、2009年11月25日に初飛行。7機のテストベッドを利用し、飛行時間は4,418時間、合計1319離発着のテストフライトを実施し、2012年9月7日にアメリカ連邦航空局(FAA)から、2012年12月21日にヨーロッパ航空安全庁(EASA)からそれぞれ型式証明を取得しています。
また、2013年は1月から9月にかけて、世界各地を巡るツアーを実施し、デモ機は世界33ヶ国、125都市を訪問、640時間以上のフライトを行いました。7月にはC-1Lクラスで世界一周飛行を西回りで41時間7分の世界記録を打ち立てています。