防衛省は、「おおすみ」型輸送艦3隻の、水陸両用作戦能力を強化するための大規模な改修を、2014年度から着手します。毎日新聞が2014年1月8日付で報じています。
この改修は、平成26年度予算案に盛り込まれているもので、新たに導入する水陸両用車が入りやすいようにLCAC甲板に滑り止めをペイントしたり、オスプレイの排気ガスに耐えられるよう飛行甲板の耐熱性を強化することなどが検討されます。
これらの改修により「おおすみ」型輸送艦は強襲揚陸艦的な性格を強め、大規模災害の救援活動や、島嶼防衛作戦が迅速に行えるようになります。
海上自衛隊の艦艇を陸上自衛隊との統合運用を念頭に大規模改修するのは、初めてのことです。