シンガポール空軍、F-16 60機にAESAレーダーを搭載

シンガポール空軍、F-16 60機にAESAレーダーを搭載

アメリカ国防安全保障協力局(DSCA)は2014年1月13日、シンガポールへのF-16 Block 52のアップグレードと部品、関連機器、訓練など対外有償軍事援助(FMS)での輸出案を議会へ報告しました。

シンガポール政府は、60機のF-16C/D/D+のアップグレードを求めています。そのためAESAレーダー、LN-260 GPS/慣性航法装置、統合ヘルメットマウント照準システム、APX-125 AIFFトランスポンダなどをそれぞれ70セット、TGM-65GマベリックミサイルやGBU-38 JDAMなどのインテグレーション、ソフトウエア、修理、サポートなど24億3,000万ドルが見込まれています。

DSCAは、これらのシンガポールへの輸出は、シンガポール空軍のF-16フリートを近代化し信頼性を向上させ、アメリカの外交政策や安全保障政策に合致し、地域の軍事バランスを損なわないと評価しています。

メニューを開く