ボーイングは2014年1月16日、アメリカ空軍の次世代空中給油機KC-46Aの試作機4機が、ワシントン州エバレット工場の最終組み立てラインにあり、計画が順調に進んでいると発表しました。
ボーイングでは2017年までに18機のKC-46Aを納入できるよう、引き続き注視していくとしています。
KC-46Aはエアライナーとして1,060機以上生産された767がベースで、エバレット工場で生産されたあと、シアトルのボーイングフィールドへ移されて空中給油システムを取り付けます。
空中給油システム未搭載での初飛行が今年中期に予定され、KC-46Aとしては2015年初旬に初飛行する予定です。量産機は2016年初旬から納入が始まり、2027年までに179機がアメリカ空軍向けに生産される計画です。