空母フォレスタル、最後の航海に出港

空母フォレスタル、最後の航海に出港

アメリカ海軍を1993年に退役した空母フォレスタル(CV-59)が2014年2月4日、解体されるためフィラデルフィアからテキサスへ曳航されます。フィラデルフィアの地元メディアが伝えています。

フォレスタルは、アメリカ海軍が第二次大戦後に建造した初めての「スーパー・キャリア」でした。空軍と予算の取り合いに破れ建造が中止されたユナイテッド・ステーツが復活したもので、これが元で自殺したフォレスタル元国防長官の名が付けられました。

現代のアメリカ空母の基本となった艦だけに、博物館や記念艦として保存することが検討されましたが、実現可能な案が出ず1セントで解体業者へ引き取られることになりました。

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